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塗装工事 コーキング

2019.08.22

最近の塗装工事で多いのが、外壁がモルタル壁ではなくて、窯業系サイディングでの塗装工事が多くなってきました。

正直、僕は昔、サイディングボードは塗装しなくて良いのではないのかなって思った時期がありました。

ただ、何となく勝手な考えでそう思ったんですが、全く何にもわかっていない素人な考えですね。

今、リフォームの仕事をしてる人間でさえ、こんな恥ずかしい事を考えてた訳なんで、お客さん達が詳しくわからないって思っても何にも不思議ではないですね。

同業他社さんは、この内容を見たら、バカだなって思うかもしれませんね。

話がそれたので戻します。

最近の新築のほとんどが、窯業系サイディングが多くなってきてるのですが、目地、また、開口部回り、軒天のつなぎなどをコーキングで綺麗に隙間をふさぎます。こうする事で家の中への雨水の侵入を防ぐ事が出来ます。

ところが、10年くらいするとはかってたのかってくらい、このコーキングが切れたりひび割れしてきます。

当然、雨水の侵入を防ぐ為のものですから切れたりひび割れしたら雨水の侵入の可能性が出てきたり、また、サイディングの腐食が起こったりしてきます。

だから、新築10年目くらいから、世の中では外壁塗装をした方が良いですよって、色んな営業が始まるんですね。

 

こんな感じで綺麗にコーキングを打ち替えてから、その後、下塗りをして塗装をする事によって仕上がりよく、寿命の長い外壁が出来ます。

コーキングが綺麗からといって打ち直しを勧めない業者さんもいますが、5年後くらいに雨漏りしたってお客さんが結構いたりしますので、工事費はあがりますが、しっかりとコーキング作業を施工する事が良いと思います。