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外壁塗装 下地

2019.07.22

以前お世話になったお客さんの所で、当店が約10社目の見積やって方がいました。

その方は最終的に当店で工事をして下さいました。

最終的に金額と僕の事を凄く気に入ってもらえて契約になったのですが、他社さんと2つ程違う所がありました。

先ずはタイトルにある下地の問題です。

メーカーが下地1回塗りでも大丈夫としてる下地材でも、既存の壁の状態によっては下地を2回塗りしないといけない状況があります。

今回の話をしてるお客さんの家の壁はスタッコといわれる壁でした。

10社の見積の中で当店を含めて3社しか下塗りを2回塗りで見積してなかったのです。

残りの7社は下塗りを1回塗りでの見積でした。

誤解を招くとダメなんで補足を入れますが、築10年未満くらいのスタッコ壁での塗替えでしたら、下塗り1回でも良い場合があります。

それでも当店は、基本は下塗りは2回塗りを勧めています。

ただ、今回のケースは築30年以上たってる様な状態でしたので、必ず2回塗りを勧めるのが正しいと思います。

僕の考えと違う方もいるかもしれませんが、塗装工事は下塗りがかなり大事やと思います。

下塗りがしっかりしてないと、いくら上塗りを高いものを使っても無駄になってしまうと思います。

下塗り1回目です。

わかっていただけますか?

穴だらけでスカスカの状態です。

下塗り2回目です。

わかりやすくする為に色を変えてます。

理想は、この段階で1回目に出来てた穴を無くす事です。

しかしながら、今回は、まだ少し残ってますが、これくらいなら許容範囲内やと思います。

 

上塗り1回目です。

 

 

上塗り2回目です。

穴は見つかりません。

正直言うと、僕も昔失敗して痛い目に合いました。

上塗りで穴がなくならないので、4回、5回塗って赤字になった事があります。

次に2つ目の理由は、現場経験の無い方が見積に来る会社がほとんどだそうです。

銅板の所に脚立をかけたりして曲げて帰ったりとか平気でありました。

また、何が大変で手間がかかるとか経験してないと、わかりませんので話を聞いてて信用出来ない話があったそうです。

この2つの理由と金額面をふまえて当店を選んでいただきました。

最近は、見積に行ったら勉強されてるお客さんもかなり多いですが、それで良いと思います。

多少知識がある方が業者も気を抜けないですからね。

皆さんが納得出来る良い工事になるに参考にしてみて下さい。