今回は、台風シーズンによくある雨漏りの話をしてみたいと思います。

一般的に雨漏りって聞いたら、ほとんどの方が屋根からやろって思うはずです。

だから、雨漏りしたら屋根屋さんに電話する事はあっても塗装屋さんに電話する事はまずないです。

しかしながら、台風シーズンの雨漏りに限り、塗装屋さんの仕事がかなり関係してきます。

一般的にふきぶりの雨、台風なんで北からの強い風、また、色んな角度から雨、風が襲って来ます。

今からは、実際にあった事例を話します。

最近でも、雨漏りしてると電話があり点検しに行ったところ、何度か業者に来てもらったらしいのですが、見当違いの所をコーキングして帰って、また、雨漏りしてしまってるんですね。

散水検査をせずに、当てずっぽで工事される業者は非常に多いです。

今回、僕が散水検査して水の流れをみたところ、１階と２階の堺にある水切りの重ね部分から水が家の中に入ってきました。

こんな感じの雨漏りは、瓦屋根の壁際にある、雨押えという水切りの重ね部分でも起こります。

よくあるケースが、ヒサシの横からです。

見えづらいかもしれませんが、ヒサシの横に２センチ角ぐらいの穴が空いてます。最近のサイディングの壁はコーキングで必ず仕上げるし、尚かつ、下地に防水シートをはったり、開口部回りは、防水テープを貼ったりと防水対策は万全ですが、昔のモルタル壁は、そこまでしてないです。

また、写真のような小さな隙間に左官屋さんがキレイにモルタルを入れてない所からかなり多いです。

だから、工事をする前に当店では、必ずコーキングをいれてから塗装工事をします。

ここからの雨漏りについて知ってる塗装屋さんは、かなり少ないです。

何故なら、塗装工事で雨漏りを気にする事はほとんどないからです。

雨漏りして塗装屋さんにお客さんが電話をする事がないからです。

たった、これだけの事が雨漏りを未然にふせぐ事が出来ますので、当店以外で塗装工事をされるかたは、依頼業者に一言相談してみて下さい。

出来れば、当店に工事依頼をしていただけるとありがたいですね。